Happy Going
見た作品紹介や日々思ったことなどをつづった超不定期ブログ。時々小話(短い小説)も。管理者はオタクです、多分。

 

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【スマブラ】飛ばしていた思い【アイク(+ロイ、他)】

アイク×エリンシアをスマブラでも主張してみるネタ(笑
要望があれば続く(ぇ

本題に入る前に、スマブラでのFE組ファイターの原作嫁について(何
興味ない人はそのまま「続きを読む」で本編へ。

マルス
将来:アリティア国王にしてアカネイア連合王国の盟主
嫁候補:シーダのみ。むしろ固定。
支援システムがなかったから仕方がないといえば仕方ない(笑
いいじゃん、紋章の謎の一章で婚礼とかでちゃってるんだから。
三人の中じゃ一番すっごい将来の人。何せ大陸治めちゃってるんだから。

ロイ
将来:フェレ領主
 リリーナと支援Aの時のみリキア統一国家を建国
嫁候補:リリーナ、セシリア、ソフィーヤ、スー、シャニー、ララム
三人の中で、というかFEの中でも嫁候補最多じゃないかな。さすが、FE主人公一恵まれた境遇といわれているだけはある(笑
リリーナが最有力候補といえばそうなのだけれども、幼馴染っていう要素以外には、初参戦マップで彼女の死亡は敗北条件に入ってない、しかもこの章で死亡した場合のロイの台詞が用意されてない、アルマーズ入手後は生きていても目立った会話がないなど、FEヒロインとしては冷遇。
ファやギネヴィアのほうがヒロインしてるっていうか…ギネヴィアがヒロインだよね?お話的に(笑

アイク
将来:どこかに旅立つ(暁の女神終了後)
嫁候補:支援はあるが、最終的にくっつく相手なし
そもそも本人が恋愛フラグクラッシャー。
エリンシアとは蒼炎であんだけフラグ立ちまくったのに暁では(スタッフの都合により)なかったことに。
FE初平民主人公なのに国王にならないのは、アイクらしいといえばアイクらしいのだが…。平民出の英雄ってそれなりの地位につくことが多いので、王道を通るFEらしからぬというか。
各自ご想像くださいって感じでしょうね。
余談だが、暁の女神の支援システムはひどすぎる/(^o^)\

 今日は2対2のチームバトルで試合が行われていた。
 アイクはピーチとチーム。ピーチと組むのは初めてのことだ。
 次の試合はクッパとディディーのチーム。
「ぬぅ。ピーチ姫とか……」
「だからって手抜かないでよ」
 クッパはもう何度もピーチと対戦したことがあるはずなのだが、まだ気が引けるらしい。
 対してピーチはというと
「相手はクッパ。スマッシュ攻撃には十分注意しましょう」
 やる気満々というか、はりきっているというか。やはり普段自分のことをさらってばかりいる相手を叩けるとあって乗り気なのだろうか。どうであれ、アイクには理解しにくいことだった。
 そうこうしているうちに、試合開始のカウントダウンが始まった。
「ぶっとばしましょう!」
「――!」
 ピーチの言葉に思わずアイクは頭を揺さぶられたかのような動揺を覚えた。




 今日の試合が全て終わり屋敷に戻ったのは夕方。
 夕飯までまだ時間があるので、アイクは一人中庭で思いに耽っていた。
「アイク?」
「ロイか」
 不意の来訪者にアイクは顔を向けた。ロイはアイクの様子を伺いながら彼の隣に座った。
「クッパとディディーとの試合の時、大丈夫だった? なんだか最初、調子が悪かったみただけど」
「……分かる奴には分かるか」
「どこが具合でも悪いの?」
「そんなことはない。丈夫なのが取り柄の一つだからな」
 しかしアイクの表情には普段の彼にはない陰りがあった。もともとアイクは表情豊かなわけではないが、全く感情が読めないほど無愛想な顔はしてない。だが今は、何を思い何を悩んでいるのか、そもそも悩んでいるのかすらよく分からない表情をしている。
「ピーチ姫と何かあった?」
「いや……ただ」
「ただ?」
「試合が始まる前に少しな」
「もしかして、ぶっ飛ばすとか言ってたこと? 意外だけど、ピーチ姫って案外ああいう言葉使ったりするよ。ぼくも初めて聞いた時は驚いたけど」
「そうじゃなくてだな」
 ロイは首をかしげた。アイクにしては珍しい深い溜息をついたからだ。呆れているわけでも、疲れているわけでもない。そう、悩ましげというのがしっくりくる溜息だ。
「……俺の、俺達の傭兵団の雇い主だった王女がいたんだ」
 アイクはその王女について話し始めた。
 その王女の名はエリンシア。彼女は王位継承の争いを避けるために公には王女としてではなく貴族の娘として育てられていた人だった。アイクが活躍した戦乱は彼女のために祖国を取り戻す戦いだったのだと。
 ロイは黙ってその話に耳を傾けていた。アイクから自分の戦った戦乱の話を聞いたのはこれが初めてだったからだ。
「それでわけあって海を進むことになった。お約束と言っちゃなんだが、船は海賊に襲われた。その時エリンシアが「ふっとばしてさしあげましょう!」なんて言ったんだ。俺もさすがにこれには面食らった」
 面食らった、と言う割にはアイクの表情はどこか楽しそうな、嬉しそうなものだった。
「つまり、ピーチ姫がぶっ飛ばすなんて言ったものだから……」
「ああ、つい思い出してしまった。なんで思い出したのかよく分からなくて、思わず動揺してしまって試合に集中できなかったってわけだ」
 アイクが女性のことで悩むなんて珍しいなと、失礼なのは承知でロイは思った。動揺するほどだなんて余程のことだ。
「動揺ししたことといい、さっきの溜息といい、アイクはエリンシア姫が好きなんだね」
「……は?」
 冗談で言ったつもりだったのだが、アイクはまるで自分には関係ない他人のことを突然振られたような驚き方をした。
「え?好きじゃないの?」
「ちょっと待て……」
 アイクは混乱していた。雇い主として、祖国を思う一人の人として、自分が命をかけて守るに値する人としてエリンシアを見ていた。しかし、好きだとか嫌いだとかの恋愛感情、ましてや雇い主でも王女でも守るべき人でもないただ一人の女性として彼女を見たことがアイクにはなかった。
 そして今ロイに「好きなんだね」と言われた。「好きなのか?」という疑問ではなく、「好きである」という肯定。
 思わずアイクは額に手を当てて俯いた。そんなことをされれば勿論ロイでも慌てる。
(もしかして……自覚なかった!?)
 どれだけアイクが恋愛に疎いのかは幼いピチューだけでなくピクミン達にまで認識されている。しかし自分が誰を好きなのかすら疎いとは。
(ここまでくると、何も度し難いというか)
 眉が引きつったような苦笑いしか浮かべることができないほどだ。相当呆れていたのかもしれない。
「俺が……」
「ア、アイク? そんなに悩むようなら、別に無理に今考えなくても……」
「……悪い」
 謝られることじゃないのに、と言いたかったが余計に悩ませてしまいそうなので口には出さなかった。
 今までのことを思い返しているのだろうか。アイクは両手を組み、額にその手をつけるように俯いたまま黙ってしまった。時折、あの悩ましげな溜息が微かに漏れた。
「……そろそろ夕食だし、まずは考えるのやめてみんなのところ戻らない?」
「そう、だな……」
 先に立ち上がりアイクは少し重たそうな足取りで室内に入っていった。
 その背中を見てロイは呆れと疲れとどうしようもなさから大きな溜息をついた。

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