Happy Going
見た作品紹介や日々思ったことなどをつづった超不定期ブログ。時々小話(短い小説)も。管理者はオタクです、多分。

 

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【スマブラ】知恵の人【FE組】

烈火の剣のプレイヤー軍師話が出てきます。
ちなみに書いてる人間が(一応)女なので、女軍師です。

冷静に封印の剣でのロイの指揮能力を考えてみたら、
ロイって頭良すぎじゃないかと思ったので書いてみた。
どんだけロイ好きなんだ自分/(^o^)\
勝手な想像ですが、スマブラメンバーのチェス四天王は
ロイ、マルス、ガノン、ミュウツーだと思ってみる。
でもってレベルとしてはミュツウー>ロイ≧マルス≧ガノンだと思う。
ミュウツーは半分チートだよ。読めちゃうもん(笑)
読まなくても勝てると思う。IQ200はだてじゃない。
でも作者はチェスのルールなんて全く分からん(ぉぃ

関係ないけど、ロイがマルスに対して呼び捨てで呼ぶべきか、王子呼びするべきかいまだ悩む(何

 子供達や大騒ぎする人達は大乱闘をするためにステージに出ているので屋敷内はとても静か。
 そのつかの間の静けさを楽しむかのように、テラスではロイとマルスがチェスをしていた。観客はアイクとリンだ。
 一体どれがどのようになっているから、どちらが有利不利というのはアイクとリンにははっきりと分からなかった。ただ、マルスが長考することが多いので彼が不利であるのだけは分かった。
「……参ったよ。このままじゃあと数手の内にチェックメイトの布陣ができてしまうね」
「え、またリザインですか?」
 ロイはきょとんと力の抜けたような顔をした。今日マルスが降参したのはこれで二度目だからだ。今までやってきた試合も数えるとロイが降参した回数よりもマルスが降参した回数の方が多い。
「僕のこと少し買いかぶってるだろう、ロイは」
「マルス王子のほうが色々経験してるんだから、ぼくよりも長けてると思うんだけど」
「僕はどちらかというと考えるというより判断する方だからね」
「……俺にはさっぱりわからん」
「私も……戦略とかはちょっとね」
「二人はどちらかというと前線に立ってみんなを率いて進軍する方が合ってるような気がします」
「まさにそうだったわ。私の場合は指示してくれる軍師がいたから」
「俺もそんなところだ」
 皆それぞれ戦乱を潜り抜けてた。だがそれができたのは一人の能力が卓越しているからではなく、欠点を補い、それぞれ役割を担う仲間達がいたからだ。彼らの世界(ファイアーエムブレム)から招かれている誰もが戦術に長けているわけではない。
「でもロイのやり方を見てると、なんだか彼女を思い出すわ」
「彼女?」
「私達の軍師のこと。私と年もそんなに変わらない女性だったのよ」
「女性の軍師だなんて、珍しいね。しかもリンさんと年が変らないとなると、相当の才能の持ち主だ」
「ロイは聞いたことあるんじゃない?エリウッドから」
「父上から?」
 ロイのその様子を見て、リンは少しだけその女軍師の話をした。
 リンが草原で助けたこと。エリウッド達と共に戦ったあの戦いは彼女が導いてくれたこと。そして戦いが終わった後、大国にその才を欲したが彼女はそれに応えずそのまま行方がつかめなくなったこと。
「それとね、ロイ。あなたの名付け親も彼女なのよ」
「えっ!」
「本当に何も聞いてないのね。エリウッドらしいと言えばそうなのでしょうけど」
「父上はその当時のことを話したくないのかもしれません。二十年前にそんな戦いがあったことですら、聞いたことがありませんでしたから」
「……複雑だな」
 一人取り残されたかのように立っていたアイクが呟くと、三人はそれぞれ苦笑いを浮かべた。アイクにとっては軍師だの、大きな戦いがどうなっただのは興味ないことなのだろう。
「でも、もしかしたら……ぼく、その人に会ったことあるかもしれません」
「えっ!?いつ!?」
「幼い時に……母上が亡くなって数年後のことですけど、父上が遠征でしばらく帰ってこれなかったことがあったんです。
 ぼく、どうしても寂しくて、何度も城下町に遊びに行ってたんです。その時、たまたま出会った女性がいて……数日間だけ、かまってもらっていたんです。かまってもらったといっても石を駒に見立てた石取りの遊びをしてもらってただけですけど。今思い返すとチェスに似たような遊びでした。
 父上が帰ってくるとの知らせがきたその日に、その女性はどこかにいってしまったんですけど……今聞いた話からして、彼女がその人だったのかもしれません」
「そう……」
 嬉しいような、寂しいような表情を浮かべるリン。ロイが幼い時に出会ったというからには、恐らく今のリンの時間であればその軍師はどこかで生きているのだろう。彼女がまだ生きていることは嬉しいのだろうが、生きているのなら便りの一通ぐらいは欲しいのかもしれない。そんな表情だった。
「つまり、ロイの考え方はその女軍師のおかげなのか?」
「え?」
「それなら、ロイの駒の進め方がそいつのやり方を思い出させるのも頷けるだろう?」
 アイクの言葉にロイは目をぱちくりさせた。同じくリンも驚いた様子。マルスは二人の表情を見て思わず笑みを浮かべた。
「天才軍師の弟子相手じゃ、敵わないのも納得できるよ。きっと次も負けてしまうね」
「ちょ……!マルス王子!地味に圧力かけてませんか!?」
「そういえば、そろそろみんな帰ってくる時間じゃないかな?」
「マルス!!」
「ふふ、ふふふっ。次も勝ってね、ロイ」
「リンさんまで!!」
 慌てふためくロイがおかしくて仕方ないのか、マルスとリンの笑い声が止まる様子はなかった。
「……天才って大変だな」
 そう、ぽつりとアイクが呟いた。

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